「介護の仕事を辞めたい」と思ったときに考えたい3つのこと
介護の業界はやりがいがあり熱意を持った人が多い反面、他の業界と同じく離職率が問題とされています。 そのため、働いていると介護の仕事を辞めたいと思うこともあるでしょう。しかし、辞めたいと思ってその都度辞めてしまいますと、自信を失うことになりますし、人生において不利になることもあります。 介護の仕事を辞めたいと感じた時に、考えてほしいことをについてご紹介していきます。 1. 次の職場でも同じ壁にぶつかる 介護職に限らず仕事で辞めたいと思う原因として一番多いのは人間関係です。 多くの方が人間関係が ...
「何となく」からスタートした私が、介護職になるまで
「何となく」からスタートした私の介護職への道。まさかその後何年も働くことになるとは思いませんでしたが、介護職になると決意するまでのたくさんの出来事や出会った人たちの温かい言葉がありました。 周囲のすすめで入学した学校 私が介護の道に進むきっかけとなったのは、親や中学の先生の薦めで福祉科のある高校に進学したことでした。 それまでは介護の仕事に対しての特に強い印象を持っていたわけではなく、祖母から通っているデイサービスの話を聞いたりする程度で、「おばあちゃんがデイサービスに通いはじめてから明るくなったな ...
高齢者の運転について介護職が思うこと
ここ数年、高齢者による自動車運転の事故のニュースが後を絶たず、社会問題化しています。 高齢者に対し免許返納を促したり、免許更新の際に認知症のテストをしたりと、政府もいろいろ対策を練ってはいますが、なかなか上手く事はすすまないようです。 認知症でなくても、高齢者は判断能力や運動機能が落ちていますので、確かに運転技術が落ち、運転することの危険性を伴う方は少なくないでしょう。 しかしながら高齢者はそれをわかった上でも、それでも車を運転せざるを得ない事情があるのかもしれません。 この問題を介護保険や行政の現状とあ ...
介護職が特養(特別養護老人ホーム)で出会った利用者さん
介護イメージ 今回紹介するのは、特養に入所している95歳の女性(以下Bさん)です。Bさんは自分で歩くことができ、身の回りのこともある程度は自分で行うことができます。しかし、家庭の事情により特養に入所となった方です。 一見すると何の問題もないように見えるBさん、しかしとても面白い出来事が多くありました。その中でも特に印象的な出来事をいくつか紹介していきます。 気づかぬ間に・・・ 入所して初日、Bさんは「トイレはどこですか」と聞いてきました。私はトイレの場所を教えると、Bさんは「ありがとうございます。」 ...
老人保健施設で出会った利用者さん~私の介護観を変えた素敵な人~
私は介護の業界に入って17年です。たくさんの職種を経験し、たくさん転職をしてきました。 施設での経験も多いですので、出会った利用者さんは500人はくだらないと思います。 そんななかで、一番印象に残っていて、かつとっても大切なことを教えてくれたAさんについてお話しさせていただきます。 このAさんとの出会いが私の介護観を変えました。 そしてなにより、とってもステキな方でした。 100歳まで一人暮らししていたAさん Aさんとは、私が新卒で入った老人保健施設で出会いました。当時私は23歳、介護職2年目 ...
結婚・出産後、私が介護職になるまで
私は小さい時から祖母が大好きでした。忙しい両親に変わり、私の面倒をみてくれていたのが祖母でした。祖母は1人暮らしで、祖母の家は自宅から車で20分の距離にありますが、中学、高校と部活で忙しかった時期にも毎月のように祖母の家に遊びに行きました。 18歳になり、車の免許を取る頃には、丈夫だった祖母も病気をするようになり、病院通いや買い物、掃除機をかけるなどの身の回りの簡単な家事が大変になってきていました。 車の運転ができない祖母のために私は定期的に病院や買い物に連れていってあげていました。今、振り返ると、 ...
介護施設の夜勤が辛い?仕事内容の実態と職場選びのポイントを解説 - 医療福祉業界の役立つ情報サイト【リスジョブニュース】
介護施設の夜勤が辛い?仕事内容の実態と職場選びのポイントを解説 老人ホームや特養など、介護施設でのお仕事を考えている方にとって、気になることの一つといえば夜勤ではないでしょうか。「介護の夜勤は辛そう」こんなイメージを持っている方も多いです。 介護施設の夜勤が辛いイメージの理由 実際働いている介護士さん達の中でも「夜勤はつらい」と感じている方々は少なくはありません。いったい何が辛いのか?その理由を掘り下げてみましょう。 勤務時間が長く体力的にきつそう 夜勤が辛いとされる理由としてよく上がるのが、勤務時間が長 ...
有料老人ホームで出会った印象的な利用者さん~もう一度舞台へ~
ケアマネージャーとして有料老人ホームに勤めていた頃、一人の利用者さんの担当を行ったときの話です。たか子さん(仮名)は当時要介護4の女性で、車いす生活を送っていました。 日常生活動作のほとんどに介助が必要であり、意思疎通も難しいところがありました。そんな出会いから2ヶ月程経過した頃、脳に水が溜まっていることと、手術が必要であることが分かり、ほどなくして病院に入院することとなったのです。 検査の結果、正常圧水頭症であることが分かり、手術へと至ったのですが驚いたのはその術後の変化でした。特に認知機能、意識 ...
ケアマネジャーが叶えた「在宅で生活したいという思い」~ありとあらゆるサービスを組み合わせて~
私は居宅のケアマネージャーをしています。ケアマネになる前は、施設や他の在宅サービスでの介護職をしていました。 ケアマネになりもうすぐ8年ですが、年間何人かの利用者さんは「もう家で生活するのをあきらめるわ、介護する人が大変だから」と、何らかの施設に入られます。 私は施設を否定はしません。施設には施設のよさがあると思っています。それでも本人が「どうしても家で生活したい」と訴えて、かなり重度でも在宅生活を続けている方もいます。 様々なサービスを利用して在宅生活をしているAさんの話をさせていただきます。 ...