育児と介護の仕事を両立させる上で知っておきたい4つのこと
育児と介護の仕事は両立できるのでしょうか?
1. 産休から復帰する際のポイント
子供を出産してから、仕事場に復帰する際は非常に不安だと思いますし、本当に両立が出来るのだろうかと考える方も多いです。
自宅では小さな子供が待っていると考えれば、仕事に集中できない場合があります。
産休から復帰する際は施設側と話し合いをすることが大切となります。まず夜勤は外してもらうようにしましょう。
小さな子供がいる状態で夜勤は難しいですし、子育てとの両立が体力的に厳しくなってしまうかもしれません。
また、早出、遅出に関しても外してもらうように伝えておいた方が良いでしょう。
しかし、施設側としては出来るだけ配慮はありますが、必ず対応してくれるわけではありませんので注意しておきましょう。
もしどうしても復帰して働きたいのであれば「夜勤や変則勤務をしないといけないのなら、勤務を続けることはできません」と自分なりの思いをぶつけてみることをお勧めします。
退職の旨を伝えると、条件に応じてくれることもあるかもしれません。
2. 主婦が再就職すること難しさ
でも、もし退職を本気で考えているのであれば、再就職が難しいかもしれないということを覚えておきましょう。
介護の業界は非常に需要が高いので働く気があればどこでも採用してくれると思いがちですが、それは独身の女性か子育てが終わった年配の女性です。
小さな子供がいる主婦の方はなかなか採用が決まらない場合があります。
子供が熱を出して急に休んでしまうなど、主婦ならではの事情を知っている施設であれば不採用にする可能性もあります。
仮に退職をしても働く当てがあるのか、採用に受かる経験や知識、資格などがあるのかなどよく考えてから退職をするようにしましょう。
3. 日勤帯の勤務のみなら両立は可能
毎日9時から18時など決まった時間の勤務であれば、両立は出来るといえます。もちろん大変な部分がありますが頑張ればできます。
私は子供がまだ1歳の時から保育所に預けて働いていました。
起床してから子供の準備をして保育園に預け、その足で仕事をして18時に退社、その足で子供を迎えに行ってから家のことをして就寝するという生活リズムを2年ほど続けていました。
最初はもちろん大変でしたが、毎日同じリズムで生活をしていると徐々に慣れてくるものです。
4. 協力者が必要
仕事と子育ては大変ですが、慣れればできます。しかしいざという時に助けてくれる方が必要です。
例えば、子供が熱を出した、けがをしたといって保育園からよく電話があります。迎えに来て欲しいというものです。これは意外と多く、特に1歳から3歳ぐらいまでは多いでしょう。
この場合は必ず保育園に迎えに行かなければなりません。施設もその事情を分かっているのですが、やはり職場の方に迷惑をかけてしまいますので気が引けます。
そんな時に協力者がいれば非常に助かります。私の場合は親でした。親は仕事をしていなかったので、時々迎えに行ってもらうこともありました。
親や友人、近隣の住民など様々な方の助けがあったので両立をすることが出来たのではと思います。
まとめ
介護業界において、採用市場に常に動きがあるのは、女性の家庭の事情による職場離れも大きな要因の1つです。
家庭と仕事が両立できるように、自分自身はもちろん周りも協力してくれる環境つくりができることを願っています。