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介護職におけるダブルワーク(掛け持ち勤務)

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介護職におけるダブルワーク(掛け持ち勤務)


笑顔の介護職
「ダブルワーク(掛け持ち)でたくさん働きたい」

 介護業界では、ダブルワークをしたいと考えている方は実は多いのです。正社員の場合は、原則副業や仕事の掛け持ちは禁止されている職場が多いですが、近年ダブルワークを認めている職場も少なくありません。
 各事業所の就業規則などをしっかり調べた上で、慎重に進めるようにしましょう。

 もしあなたがダブルワークをする場合、スケジュールの管理が非常に重要なポイントになります。2つ以上の職場を掛け持ちして勤務する場合、それぞれの職場のシフトの調整が必要なのです。

・シフトの希望は、どの程度通すことができるのか?
・シフトの希望締め日はいつか?
・シフトが完成する日はいつか?

 以上の3点をしっかり確認した上で、スケジュールを調整することになります。ただし、時間や曜日が固定で勤務できる場合は、シフトのことを考えずに、比較的容易に掛け持ち勤務できる場合もあります。
 派遣という働き方は、派遣会社の担当者が職場とあなたとの間に入って調整を行うため、ダブルワークを希望する方にとっても都合が良い働き方と言えるでしょう。

介護職を掛け持ちするメリット

 掛け持ちするメリットは、主に以下の3点になります。

・介護業界における複数の業務に携わることができ、スキルアップにつながる。
・施設や事業所を比べることができ、自分の理想の介護が見えてくる
金銭的余裕が生まれる。

 上記のメリットをそれぞれ解説していきます。

スキルアップにつながる

 例えば1対1で介護する「訪問介護」と複数の利用者を担当するデイサービスなどの「通所介護」では、当然仕事の内容が変わります。

 多方面から介護職を経験することによって、どんな状況においても柔軟に対応できるようになります。
 これは非常に大きなメリットと言えるでしょう。

 また介護業界で働く方の中には、「もっと究めたい」という気持ちを持たれる方が多くいらっしゃいます。
 その場合にも、掛け持ちは有効です。

 短時間であっても、違う事業所や施設から介護職を経験することにより、スキルアップにつながります。

自分の理想の介護が見えてくる

 複数の施設や事業所に在籍することによってわかるのは、仕事内容の違いだけではなく、その施設や事業所の考え方や方針の違いです。

 利用者の気持ちを重視、利益を重視、効率を重視、またそれらの比率などは、施設や事業所により異なります。
 この違いを感じ考えることは、自分の考え方に合うものとそうではないものがわかるようになり、理想とする介護の在り方を探すことに役立つのです。

金銭的余裕が生まれる

 例えば夜勤をうまくスケジュールに入れることで、金銭的な余裕は出てきます。
 施設スタッフや巡回ヘルパーも夜勤がありますので、うまく組み合わせると良いでしょう。

介護職を掛け持ちするデメリット

 掛け持ちするデメリットは、主に以下の3点になります。
 どれも事前の対応やきちんと整理していく中で対処できるものではあるので、注意していきましょう。

スケジュール調整が大変。
移動が大変。
・担当する利用者が各施設・事業所ごとにいるため、把握が難しくなる

スケジュール調整が大変

 これは上記に書いてある通り、まずシフトを組む前に施設や事業所に確認が必要です。
 またシフト希望を出す際には、仕事と仕事の間の時間に余裕を持っておかなければいけません。
 利用者対応で、急な残業が発生するかもしれないからです。

 そういったことも考えた上で、スケジュールを組むようにしましょう。

移動が大変

 一日の中に複数の仕事を入れる場合、その移動も考慮しなくてはいけません。

 移動の時間は当然時給は発生しないので、効率よく移動できる所を探すとよいでしょう。

担当する利用者が各施設・事業所ごとにいるため、把握が難しくなる

 利用者の状況は人それぞれですので、介護方法も異なります。

 掛け持ちする場合は、「どの施設・どの事業所の利用者がこういう状況で、こういうことが必要」ということをきちんと整理しておく必要があります。
 メモを取るなどして、利用者や同僚に迷惑がかからないように注意しましょう。

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