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サービス提供責任者の仕事内容を徹底解説

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サービス提供責任者の仕事内容を徹底解説



訪問介護事業所は在宅サービスの中で最も多い事業所であり、ニーズも非常に有ります。活躍する介護職の数も大変多い職場です。
訪問介護事業所は主に2つの職種が働いており、それはサービス提供責任者訪問介護員(ヘルパー)です。

サービス提供責任者の仕事内容とはどのような仕事があるのでしょうか。ここでは、サービス提供責任者の仕事内容や、どんな人が向いているのかご紹介していきます。

仕事内容について

サービス提供責任者の仕事内容としては、大きく3つに分けられています。

1.訪問介護員としてのヘルパーの仕事

実際に高齢者の自宅に行きサービスを提供するのは本来サービス提供責任者の仕事ではありません。
しかし、ヘルパーが体調不良で休んでしまったり、そもそもヘルパーが足りない場合はサービス提供責任者がサービスを提供します。
また、問題行動のある入居者に対して問題解決、問題把握のために自らサービスを入ることが多いです。

2.利用者に対するサービス責任者

サービス提供責任者の名の通り、その提供するサービスの責任を負う形になります。
クレームが出てくれば代表して対応をする必要がありますし、初回訪問など重要な時はヘルパーに付き添って対応をしていきます。
また責任者としてヘルパーの調整なども行い、情報の共有、発信、報告を受けたりなどをしていきます。契約などもサービス提供責任者が実施していきます。

3.外部ケアマネなどに対する連絡調整業務

外部のケアマネの調整とは、訪問介護は基本的にケアマネからの依頼で仕事を受けます。
そのため、ケアマネとの連絡調整役をサービス提供責任者が受けます。
新規利用者の相談を受けたり、サービス担当者会議に参加したりなど連携を積極的に取っていく必要があります。

賃金について

サービス提供責任者は訪問介護員に比べると給料は高いです。
夜勤をしている施設介護職より若干安いぐらいが平均であり、月給は21万円程度になるでしょう。
処遇改善加算を入れるとさらに高くなるでしょう。

訪問介護事業所は基本的には昼間の仕事になりますが、中には24時間対応をしている事業所もあります。
そういった所であれば、夜勤が可能ですのでさらに給料は高くなると言えます。

しかし多くの事業所では夜勤がありませんので、あまり期待が出来ません。
日勤帯だけの仕事なので主婦層に人気が高いのがサービス提供責任者のメリットであると言えます。

どんな人が向いているのか

サービス提供責任者は施設介護職員と比べると複雑な仕事内容となっています。
ただ、その仕事を見てみると人との連絡や調整が大半を占めます。
利用者との連絡、ヘルパーとの連絡、ケアマネとの調整などが主な仕事になってくるでしょう。

上手く仕事をこなしていく為にはフットワークが軽いことがもちろんですが、いろんな事態に柔軟に対応できる能力や、物事を的確に把握をして的確に伝える力も必要です。

サービス提供責任者はその事業所の代表的な顔になりますので、上手く仕事が行けば高齢者やケアマネジャーにその評判が広がりサービス提供責任者のおかげで事業所の仕事を増やすことができ非常にやりがいに繋がっていくでしょう。
また、仕事を希望するヘルパーも増加して、事業所の仕事が上手く回ることになります。

まとめ

サービス提供責任者はその名の通り責任者としての仕事になります。しかし、責任を負うということはある程度自分の裁量で仕事を進めていけるということです。また、その結果が目に見えて分かるのがサービス提供責任者の特権と言えるでしょう。
仕事にやりがいを持つことはもちろん、自分の力を試したいと考える方は非常におすすめの仕事であると言えます。

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