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介護福祉士の資格取得方法と勉強法

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介護福祉士の資格取得方法と勉強法


資格
 介護の仕事をしていく上で、最初に目指す大きな資格は、介護福祉士という人が多いですよね。私も介護職に就いて最初に目標にしたのは、介護福祉士でした。
 なぜなら、介護福祉士になると資格手当が付いたことや、介護福祉士会に入会して多くの研修に参加したいと思っていたからです。
 一刻も早く介護福祉士になりたかったので、できるだけ効率よく勉強し、見事一発合格することができました。そこで今回は、介護福祉士の取得方法について、勉強の仕方も含めて紹介します。

まずは介護福祉士国家試験の受験資格を満たそう

 介護福祉士国家試験は誰もが受けられるわけではありません。介護福祉士を受験することができるのは、福祉系の養成施設の卒業者(卒業見込含む)か、実務経験3年以上で実務者研修を修了した者です。
 この場合の実務経験は、従業期間が3年(1095日)以上あり、従業日数は540日以上必要という条件があります。介護福祉士を目指すのであれば、まずは介護の仕事を続けることが必要であると言えるでしょう。
 また、平成28年度の受験からは実務者研修が義務化されています。実務者研修は誰でも受講でき、学ぶ内容も介護福祉士に必要な知識や技術ばかりです。
 早めに受講しておくと、現場で活かす期間が長くなり理解が深まるため、介護福祉士試験の勉強にも役立てることができるでしょう。

 こちらも参考に!
介護福祉士の資格とは? 資格のメリットや受験資格や試験内容について詳しく解説!

介護福祉士の勉強法

 介護福祉士試験で出題される内容は、以下の11種類です。

1. 人間の尊厳と自立、介護の基本
2. 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
3. 社会の理解
4. 生活支援技術
5. 介護過程
6. 発達と老化の理解
7. 認知症の理解
8. 障害の理解
9. こころとからだのしくみ
10. 医療的ケア
11. 総合問題

 この出題内容については、実務者研修で学ぶことができます。また、現場で働きながら身に付く知識や技術も多く含まれているため、全く内容がわからないという人は少ないでしょう。
 しかし、試験問題には遠回しな表現や迷いやすい問題も出題されるため、過去問等で試験問題に慣れておかなければなりません。
 実際に試験勉強を行う方法は、独学・通信教育・通学講座の3種類があります。それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分に合う方法で勉強しましょう。

介護福祉士の勉強法のメリット・デメリット

独学

 メリット:費用を安くすることができる。自分のペースで勉強できる。
 デメリット:わからない時には自分で解決するしかない。モチベーションが保ちにくい。

通信教育

 メリット:試験までのスケジュールが決まっており、計画的に勉強しやすい。過去のデータに基づいた専用のテキストや問題集を使用するため、効率的に学ぶことができる。
 デメリット:費用がやや高い。独学に近い部分もあるため、やるかやらないかは自分次第。

通学講座

 メリット:実際に講師から教えてもらうことができる。わからない点などをすぐに解決することが可能。同じ志を持つ仲間に出会える。
 デメリット:費用が高い。学校に通う必要があるため、通学の時間を確保する必要がある。
勉強

私が実際に行った勉強法

 それでは、私が介護福祉士の試験を受けた時に実際に行った勉強法を紹介します。私は、市販のテキストと問題集を使用して勉強しました。
 テキストは図解が多く簡潔にまとまっているものを選びました。問題集は、過去問と一問一答式の2種類を使用しました。予想問題集も良いのですが、過去問だと問題の出し方がわかるのでおすすめです。
 一問一答式は、問題の内容を理解できているかの確認ができます。また、小さめの問題集が多いので持ち歩きやすく、空いた時間に勉強しやすいでしょう。

まとめ

 私が受験した時には、まだ実務者研修がなかったため、現場での経験を頼りにしながら独学で勉強していました。しかし、今は実務者研修が必須となっているため、私が受験した時に比べると試験内容を理解しやすくなっています。
 普段から介護福祉士の試験も視野に入れて動いていれば、合格は決して難しいことではないでしょう。

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