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介護職の派遣「単発」とは?メリットとデメリット

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介護職の派遣「単発」とは?メリットとデメリット


介護士
 介護の働き方には正社員やパート、アルバイトなどがありますが、派遣で働くということも人気です。派遣では長期と短期がありますが、短期の中でも1日から3日間ぐらいの単発という働き方があるのをご存じでしょうか。
 今回は派遣で単発で働く場合のメリットやデメリットはどのようなものがあるのか、解説していきます。

介護で単発の仕事は貴重

 通常の長期の派遣と比べると介護の単発の仕事は少ないです。そのため、見つけることが出来れば運が良いと思っておきましょう。
 なぜ単発の仕事が無いかと言いますと、介護の特性が影響しています。例えば、単発が多い工場であれば単純作業であり経験がなくても問題なく仕事を進めることが出来ます。
 しかし、介護の場合では高齢者の身体状態を理解していないと介護を実施することが難しいといった問題点があります。

 そのため、一日だけ介護をしにきて欲しいと依頼自体が少ないのです。

単発はどのような仕事が多いのか

 介護の単発の仕事で多いのは、イベント時の手伝いです。介護施設では夏祭り、クリスマス会、外出ツアーなど様々なイベントを実施しています。イベント時は通常よりも職員が必要になりますので、カバーしきれない部分は派遣で補充するというケースが多いのです。

 そのため、派遣で何をするのかというと
・高齢者の移動支援
・設備や片付けなどの環境整備

 が主になります。直接高齢者のおむつ交換などの身体介護をするということは少ないといえます。

単価が高い

 介護では通常派遣で行く際は時給が1000円前後が多いですが、単発の場合は1200円前後になることが多く、通常の派遣と比べると時給が高いといえます。これは、継続して働けないデメリットがありますが、短期間で多くの賃金を稼ぎたいと考えている場合であればメリットは大きいといえます。
 また、最近では訪問介護での単発が増えてきています。この場合は、時間は1時間~2時間と非常に短いのですが、時給は1500円以上になることがあります。
しっかりと稼ぐ女性

単発派遣に向いている方は

 単発の派遣をするにあたり、向き不向きというのは必ずあります。向いている人としては、柔軟性のある対応が出来る人です。
 派遣で入りますと高齢者はもちろんですが、周りの職員も初めて会う人が多いです。人が相手になりますので、臨機応変の対応を求められる可能性が非常に高いのです。
 例えば、付き添いを依頼されていた方が急にお腹が痛くなりトイレ介助が必要になった、認知症の方を対応していて急に混乱しだした、体調が悪くなった、などといったように対応中に特変が起きることは人が相手ですので多々あります。その時に柔軟に対応できる力が必要になります。
 そのため柔軟性があり、ある程度経験や知識を持っている方が派遣の単発には向いているといえます。

主婦や子育て中のママにおすすめ

 単発は継続した仕事ではないというのがデメリットですが、逆にそのデメリットがメリットになる方がいます。主婦や子育て中のママには空いた時間を有効に使えることから、メリットは非常に大きいといえます。
 空いた時間にサクッと稼ぎたいと考えている場合は、是非派遣の単発を利用しましょう。通常よりも単価が高いですので、数時間の労働で一日分の賃金を稼ぐことも可能です。

まとめ

 介護はその特性から単発の派遣は少ないといえますが、需要は確実に増加してきています。施設側としては困ったときだけ助けてもらえると非常にありがたいですし、働く側としても空いた時間を有効活用されますのでメリットは高いといえます。
 派遣会社にもよりますが、介護の単発派遣の仕事に力を入れているところもありますので、興味ある方は是非利用してみてください。

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