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在宅介護の現状 家族(介護する側)の4つの心得

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在宅介護の現状 家族(介護する側)の4つの心得


介護家族
 「子供が手を離れたと思ったら、今度は親の介護。」という言葉を私自身も周りから聞く年齢になりました。風邪をひいて1週間寝込んだら立てなくなったというのは、冗談ではなく十分あることで、ある時突然に介護が始まることもあるのです。

 ここでは、在宅で介護する家族として必要な心得を4つ提案していきます。

1. 抱えこまない

 施設もいっぱいで預かってもらえず、仕事を辞め地方へ帰る人や、老老介護による悲しい事件など、介護についての明るい話はなかなかピックアップされることがありません。どうして行き詰ってしまうのか。
 介護保険ができたことで楽になった部分はあるのですが、介護する側を支えるものが残念ながら何もないのが現状です。でも介護する側が疲れ切ってしまってはいけません。
 これはとても大切なことです。中には「家族のことだから」「私がやらないといけないから」など、非常に我慢強い言葉を聞くこともあります。
 ですが調べてみたり、相談窓口を利用すれば、手を貸してくれるところはあるものです。一人で抱え込まないということ、介護する側にとっているでも忘れずにいたいことです。

2. 頑張りすぎない

 祖母をデイサービスにという話がでたとき、「あんなにしっかりしていた祖母の変わった姿を世間の目にさらしたくない。」と言って母親が断り驚きました。
 同じことばかり聞く祖母に対して、母親と喧嘩になるのを見かねての提案だったからです。そこで『私が勝手に行かせる』という条件にし、私の仕事が休みの平日に合わせて、祖母の支度を手伝い、デイサービスに行ってもらうようにしました。
 家族から見ても外の力を借りないことには、母親にも祖母にもよくないと感じたのでそうしたのです。

 『人の手を借りない』理由はどうであれ、こういった考えを持っている家族さんも少なくないと聞きます。介護をする家族の人数が少ない今、精神的に追い込まれないようにするために、ある程度の覚悟といざという時の情報だけは知っておくことも必要です。

3. つながりを広げる

 人の手を借りるのは決して恥ずかしいことではありません、アイディアをもらうことも含めて、使えるものは使うと決めてしまうぐらいでいいのです。民生委員、地域包括センター、NPO、高齢者総合相談センター(シルバー110番・#0808)という無料の電話相談もあります。
 近所の方にも伝えましょう。気も楽になりますし、何かあれば教えてくれます。また兄弟や親戚にも伝えておきましょう。面倒を見ない親類ほどうるさいということはあります。お金も出さないのに、お金の使い方に口を出す人もいるぐらいです。

 逆に主に介護を担っている親類がいれば、たまには話を聞いてあげてください。『介護疲れ』を理解してもらうことは、それだけで随分気分が楽になります。
 そして主となる介護者の方針に沿ってほしいものです。否定をされることが最も辛いのです。
それだけでも親族間の関係がより複雑になってしまします。
話し合う男女

4. 孤独にならない

 介護は先の見えない不安、肉体的、精神的、経済的にも大変です。だからこそ頑張り過ぎはいけませんし、1人で介護をするのもいけません。
 本人にはデイサービスに行ってもらうなどして、介護をする者が好きなことができる時間をつくることも大切です。
 そして疲れ切ってしまわないうちに、助けを求めることができるよう人の輪を広げておくようにしてください。
 いざというときのため家族や親せきと一度話をしておくのもいいのではないでしょうか、あなたの人生は介護をするためだけにあるのではないのですから。

最後に

 我が家は、医者からも施設に入所させたほうがいいと言われたのを断った経験があります。
 空いている施設が遠すぎて、頻繁に会いに行けないという理由からでした。都合のよいものであとから後悔もしたのですが、どの時期の、どの気持ちも本当です。
 家族が病気になっても、虐待につながってもいけません。『認知症の人と家族の会』という情報を共有し、勉強会を開いたり、励まし合える場所もあります。
 ひとりぼっちで頑張らずリフレッシュし、安心して暮らせるように工夫とゆとり持つことが必要です。

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