施設で働く介護職員のほとんどは、夜勤を経験していますよね。夜勤は日中と違って、少ない人数で対応しなければいけません。
事故を起こさずにケアを行う為にも、自分の体調を万全にしておく必要があります。そこで、オススメの夜勤前後の過ごし方についてお伝えしていきます。
8時間夜勤について
8時間夜勤は、主にユニット型の特養で組み込まれています。
仕事の特徴としては「業務量が少ない」ということです。
離床や起床の介助がほとんどなく、おむつ交換やトイレ誘導、巡視や翌朝の準備などが主な業務になります。
また勤務時間も21時から6時と、夜から明け方という勤務が多いので、夜勤入りの午前は、自由に過ごせるというメリットがあります。
さらに夜勤手当がつくので、日勤のみ勤務の人に比べると、多くお金をもらうことができます。
夜勤は1ヵ月に4~6回あるので、日勤の3日分程度は稼げることになります。
夜勤明けが休みになる
しかし、そんな8時間夜勤にもデメリットがあります。それは「夜勤明けが休み扱いになる」ということです。
なので、朝6時に仕事が終わっても、次の日出勤ということが多いです。私の場合、15日連続で職場にいたこともあり、休んだ感覚がありませんでした。
このような経験から、夜勤前後の過ごし方を充実しようと考えるようになりました。
「やることリスト」を作成する
夜勤前後を有意義に過ごすためには、買い出しや掃除など、やらなければいけないことを少なくしておく必要があります。
私の場合、「やることリスト」を作成し、「日勤の日にできること」「休日でないとできないこと」と分類しました。
例を挙げると、買い出しや病院は早番が終わった後に行くようにしたり、掃除や仕事で使う書類作成は遅番の前にしたりと、限られた時間で集中的に終わらせるようにしました。
また、夜勤入りの前日は比較的ゆっくりと過ごせることが多いです。この時間を用事や趣味にあてるのも良いでしょう。
私は夜勤入りの前日は、映画鑑賞をしています。レイトショーで安いのに加え、平日の夜で人も少ないので、存分に映画を楽しむことができますよ。
夜勤入りの日
夜勤入りの日は、午前中は自由に過ごしましょう。時間がかかる美容院や、夜勤用の買い出しをしておくのも良いです。午後は夜勤に備えて仮眠しましょう。
仮眠時間は人それぞれ異なるので、自分の身体に合わせて睡眠を取りましょう。
夜勤明けの過ごし方
夜勤明けは休みなので、自由に過ごせます。しかし次の日も出勤という場合が多いので、それを踏まえたリフレッシュを心がけることが大切です。
ここでは、私の過ごし方を例に挙げます。夜勤明けで帰宅したら、軽食を食べて寝ます。夜勤明けは気分が高揚し、脂っこいものなどを食べがちです。
しかし疲れた身体で高カロリーの食事をとると、後々胃がもたれます。サンドイッチや蕎麦など、胃に負担をかけないものを食べるようにしましょう。
食事がすんだら一度寝ます。私の場合、どんなに眠くてもお昼には目が覚めるので、起きたらゆっくりとお風呂に入ります。
その後昼食を取り、買い物に出かけます。平日であれば人が少ないので、のんびりとショッピングを楽しむことができます。夕飯の買い出しも済ませたら、早々に帰宅します。
夜勤明けの翌日も出勤である場合が多いので、出勤の準備をしたら、早めに寝ます。
夜勤明けを何回か経験して感じたことは、「疲れているときは、とにかく休む」ということです。
まとめ
いかがでしょうか。夜勤の仕事量は日勤帯に比べて少ないです。しかし夜勤明けが公休扱いになるので、中々疲れが取れないというのがデメリットとしてあります。
なので、限られた時間の中で、リフレッシュすることが大切なのです。
是非上記の方法を実践して、メリハリをつけてくださいね。