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介護職は見た!ITを活用する高齢者たち

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介護職は見た!ITを活用する高齢者たち

 コンピューターやデータ通信による情報技術の革新は目覚しく、そうして発展を遂げたITは、今やすっかり身近な存在となりました。もはや、なくてはならないサービスと言えるかもしれません。今日はそんなITサービスを利用している高齢者をご紹介したいと思います。
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Twitter(ツイッター)編

 埼玉県に住むミゾイキクコさん(83歳)は、Twitter(ツイッター)のフォロワー数が9万人近く(2022年4月現在)もいる人気ユーザーです。
 ツイッターとは280文字以内の文字や画像・動画を投稿できるウェブサービスで、2006年にアメリカの会社オブビアウス社(現ツイッター社)により開発され、世に送り出されました。日本国内ではおよそ4,500万人のユーザーがいて、全世界では実に3億3,000万人ものユーザーがいるという、マンモスウェブサービスの1つです。
 ミゾイさんは2010年、75歳の時にツイッターを始めました。64歳の時に独学でパソコンを始め、2001年には自分でホームページを作れるようになったそうです。
 当初より分からない事は本で勉強し、今ではiPadやKindleなど、十数台のタブレット端末を使いこなすヘビーユーザーとなりました。大学では理学部生物学科を専攻。元来好奇心と探究心が旺盛なミゾイさんは、新たなことを始め、それを継続するには「目的」が必要だと語ります。
 そもそも写真や料理といった趣味があったミゾイさんは、毎日の食事の画像をツイッター上にアップしています。
 他にもツイッターで、戦争中の体験を話したり若い世代の悩みに対し回答したりしています。単なる趣味に留まらず、情報を発信したり世代を越えて交流したりなど、自分が行う活動を「面白い」と思う気持ちが、活力となっているのでしょう。
 また毎日ツイートをするため、「息子達が私の安否を確認できる」という意味もあると話しています。示唆に富むミゾイさんのツイートは異年代からも大きな反響があり、「何がいいかなんて終わってみないとわかりません。(KADOKAWA)」として書籍化もされています。

LINE編

 LINEとはLINE株式会社(日本)が提供するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、国内で7,000万人以上のユーザーがいると発表されている、こちらも巨大なウェブサービスです。
 SNSとはインターネット上で構築される社会的な繋がりを媒体としたサービスで、更に様々なサービスが付帯されています。
 そのうちの1つである「LINEスタンプ」とは、LINE上で文字により会話する際、使用されるイラストのこと。
 文字だけで会話をするのではなく、吹き出しなどが付いたイラストを織り交ぜることにより、細かいニュアンスも伝えやすくなるのです。
 自作したLINEスタンプは審査を経て販売することも可能で、専門のクリエーターもいます。茨城県に住む田澤誠司さん(74歳)もその1人。52歳で独学でパソコンを始めた田澤さん。お孫さんの勧めもあり、LINEスタンプを制作するようになりました。
 田澤さんはかつて、大手メーカーで生産設備の管理業務に就き、安全指導を行っていたのとのこと。その際、言葉だけでは伝わらないとイラストを描き始めたそうです。LINEスタンプに用いるイラストの制作は、何と表計算ソフトであるエクセルを用いると言うから驚きです。
 会社員時代の経験を生かした「工事現場の安全促進スタンプ」や自身のジェネレーションを反映させた「団塊の世代スタンプ」など精力的に発表し、昭和の絵看板を彷彿させる素朴だが味のあるタッチで描かれたスタンプは、2万セット以上売れるヒット商品となりました。
 「月賦でテレビ買ったよ」などの吹き出しはどのような場面で使えばよいのか迷いますが、そのような可笑しさが却ってユーザーのハートを掴んでいるのかもしれません。

ブログ編

 スウェーデンのブロガー、ダグニー・カールソンさんは。50万人を超えるフォロワーを持ち、毎日2万人が閲覧する人気ブログは夫が亡くなって10年後、ダグニーさんが100歳の時に始めました。
90歳で未亡人となったダグニーさんは、「私の人生は終わった」と思っていたそうですが、パソコンを購入したことをきっかけに日々の出来事や過去の思い出を書き綴るようになりました。
 過去には高齢者(といっても本人よりも年下ですが)に向けてパソコン教室を開いていたり、あるいは出会い系サイトを利用し一緒にダンスを踊ってくれるお相手を見つけたりしています。
 「やりたいことがあったらやったらいい。年齢を言い訳にしないで。」、ダグニーさんのモットーとも思えるこの言葉は、105歳の方から言われると説得力を増します。他にも「好奇心をなくした時から老い始める。」など、こちらも自身の生き様がそのまま表れている言葉であるように思えます。

まとめ

 技術の革新により、便利な世の中になりました。便利が良いか不便が良いかはさておき、高齢者にこそ大いにITを活用してもらいたいと思います。ボタン1つで買物ができ、大きな文字で本が読め、家の中に居ながら社会と繋がれる。
今回ご紹介した方々は、何も特別ではなく、いわば普通の高齢者です。ただ、もし共通の特徴として挙げるとすれば、それは「起動力」ではないでしょうか。その「起動力」が発揮される動機は、「好奇心」や「孫の説得」や「夫の死」、あるいは「何となく」など。例え「何となく」でも動いた結果、意外と面白いものが見つかるかもしれないのです。

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