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私が介護職から介護福祉士になるまで その1

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私が介護職から介護福祉士になるまで その1


PCを持って笑う女性

 パソコンスクールのインストラクターとして働いていた私ですが、ひょんなことから介護職として働くことなったきっかけをお話ししたいと思います。

上司から突然の一言が心に残り

 パソコンスクールでインストラクターとして働いていた時、車椅子で来客された方がたまたま続いたのでした。
 普段何も気づかなかった段差などに苦労をされている姿を見て、こちらとしてはどうしたものか軽くパニックになりました。

 しかし「大丈夫ですから。」と、にこやかに話されるその方を見てむやみに手出しをするのも危ないのではないかと見守ることしかできませんでした。
 そのときに上司が「今後のことを考えると、ヘルパーの勉強ぐらいしておいたほうがいいかもね。」と言いました。

 そんな上司の一言から「ヘルパー3級講座」を受講することになったのです。

 現在は廃止されているヘルパー3級ですが、当時からもうなくなるという噂は出ていました。その後どうなるかまではわかりませんでしたが、「今のうち」と駆け込みで受講する方もいらっしゃった記憶があります。私としてはちゃんとした車椅子の使い方などを覚えられればという軽い気持ちでした。

何もわかってなかった

 そのとき30代後半という年齢だった私は、多少のことは「経験して知っている」つもりでいました。自宅で祖父母を看取った経験や、子育て真っ最中であることも含めて、少し習えばわかるものだろうと甘く考えていたのです。

 「ヘルパー3級講座」の講師からは、笑いあり涙ありの体験談や介護の極意を学びました。またその講座では、家族の介護の経験から知識や理解を深めようとしている方、ヘルパー3級を取得し就職を目指す方など、様々な背景を持った幅広い年齢の方たちと出会うことができ、目から鱗が落ちることばかりで自分の浅はかさに恥ずかしくなりました。

 自分の祖父母を思い出して、「これでいい」と思っていた介護が実は本人の負担になっていたこともわかって、複雑な気持ちにもなりました。

介護は奥深い

 当時私の受けた講座では講義のほか在宅3日間、デイサービス2日間、施設3日間の実習がありました。学んだことが基本とはいえ、具体的に技術を使おうとしても全く通用しない驚きがありました。
 その中でも一番驚いたのは、施設で私についてくれた実習担当の方の存在でした。利用者さんに対しての言葉使いが荒いのです。でもそれは私に対しても同じでした。

 介護に対するその方のこだわりなどを聞くと、方針は立派なもので、「じゃあなぜ、言葉使いに関してだけは荒っぽいのか、疲れからくるものか、性格なのか、信頼関係があるからか、もう少し優しくてもいいのでは?」など、私の頭の中で様々な憶測がくるくると飛び交いました。
 私にとってはそのことがどうにも不思議で、「自分ならどうするのだろう、同じようになってしまうのか。」その答えが知りたくて介護職として働くことに決めたのでした。

 私にとってはそれだけ介護という領域は、今まで常識と思っていたことが通用せず、衝撃的なことだらけだったのです。
 結局実際に介護職として働いてみると、「荒っぽい言葉使いや、利用者さんに対する赤ちゃん言葉も必要ない。」というのが最終的な私の答えになりました。

愛の手

よし、特養で働こう!

 ヘルパー3級を取得し、実習の経験や身体介護に携わりたかったこともあったので、特別養護老人ホームで働くことを決めていました。
 講座を受けたスクールから就職先一覧表というのをもらいましたが、家庭のことを考えると、
 
1. 自宅から近いところ
2. 新しくできたところなら施設内がきれいなだけでも気持ちがいいだろう

 というそれだけの理由で、ある施設に決めました。

 ただ前の仕事をやめるのに少し時間がかり、募集期間がとっくに過ぎているその施設を知るきっかけとなったチラシを眺めては悩みました。結局勢いだけで施設に電話すると、あっという間に面接、そして働くことが決まりました。その時は常に求人募集があるほど需要が高い業界だということも知らなかったのです。

 最初は長く勤めることになろうとは思いもしませんでしたが、新人から育ててもらい、いろいろな方にお世話になりながら、勉強をして、介護福祉士の資格を取得したのでした。

たかが介護、されど介護

 特養はその方の最後の生活の場となることが多い施設です。身体介護が必要な方や程度の差はありますが、利用者さんはほとんどの方が認知症です。なるべく快適に過ごしてほしい、寄り添える介護を大事にしていきたいと考えるようになりました。

 現在は離職してしまいましたが、やめてからもその施設には時折ボランティアを兼ね遊びにいったものです。
 何とも不思議なきっかけで介護職につきましたが、利用者さん、そのご家族の皆さん、一緒に働く仲間、いろんな人との出会いを思い出すと私はとてもラッキーでした。

 また何かで介護に関わることができればと思っています。

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