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介護職なら知っておきたい!「生き残る介護事業所」とは?

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介護職なら知っておきたい!「生き残る介護事業所」とは?

相次ぐ倒産

「「2022年の「老人福祉・介護事業」倒産は介護保険制度が始まった2000年以降で最多の143件(前年比76.5%増)を記録した」と、東京商工リサーチは分析より発表しています。
業種別では、デイサービスの「通所・短期入所介護事業」が69件(前年17件)と急増した。次いで、「訪問介護」も50件(同47件)と増加した。感染リスク回避を背景に利用控えが進んだほか、ヘルパーなどの人手不足も深刻さを増している。また、「有料老人ホーム」は12件(同4件)で、大型投資を回収できず資金繰りに行き詰まるケースもあった。
「倒産急増の背景は、収束の見通しが立たないコロナ禍の影響が大きい。感染防止の対策コストや利用頻度の減少、在宅勤務の定着による需要減など、新しい生活様式に対応できなかった事業者の倒産が相次いだ。
コロナ禍に加え、コスト高の影響も重くのしかかる。介護報酬は、公定価格のため介護サービス料金の引き上げが難しく、コスト増による息切れ倒産も出始めた。」と続けています。
参考:2022年「老人福祉・介護事業」の倒産状況
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200108_00.html

さて、日々地域包括支援センターにて勤務していますと、地域で展開されている様々な介護、福祉に関わる事業者の方々から営業を受ける機会が多々あります。
どの事業所にも共通するのは、一人でも多くの利用者様に支持していただくべく、あるいは他社との競合に勝つべく、現状に慢心することなく、強い危機感のもと自社の宣伝活動に力を入れているということです。
特に新規事業者は、そのまま黙っていても利用者様が集まってくるということは無いようですし、他社にはない自社の強みを前面にアピールし、より積極的な売り込みをしなければ、事実生き残っていくのは難しい様子です。やはり前項で発表されているように、相次ぐ倒産、経営の難しさ、そして新型コロナがもたらした数々の問題というのは現実問題としてあるようです。
業績が上がらず苦悩する人

地域に愛される事業所

そんな中でも、特に営業活動を行うわけでもないのにも関わらず、常に安定的に稼働している事業所も確かに存在しています。地域包括支援センターでは、客観的に多数の事業所の稼働状況等自然と耳に入ってくるために、例えば「評判の良い事業所」というのは逆に目に留まるようになってきます。

何故、このように評判の良い事業所は存在するのでしょうか。昔から地域に存在する古い事業所と、新規事業所とでは単純に考えてもハード面では新規事業所に軍配が上がることは仕方がないことですが、しかしそういったアドバンテージがあるのにも関わらず、何故新規事業所はここまで経営に苦戦を強いられるのでしょうか。
倒産が相次ぐ背景の分析はインターネットの各種サイトで行っていますし、ここでは割愛しますが、私自身実感するのは「地域に愛されているかどうか」というのが非常に大きなウエイトを占めているということです。

口コミに勝るものはない

地域で安定的に稼働している事業所に共通する事柄として、口コミでの評判」がとかく良いということです。ITが日常的に普及しているのにも関わらず、実際人を惹きつけるのは人から人への伝達、すなわち口コミに勝るものはないようです。
確かに介護保険の対象の中心は高齢者であるため、その方々が情報を得る手段の中心が「口頭伝達」であるのは当然の話でしょう。グローバルな世の中でありながらも、口コミという非常にローカルな手段が生き残る強い手だというのも少々皮肉な話かもしれません。
口コミ

地域に必要とされる事業所

口コミはその事業所の活動内容が熱心であり、利用者のニーズを正しく反映しながら、介護予防効果を適切に生み出しているメリハリのある事業所であれば良い評価として自然と生み出されるものかもしれませんが、それと同じぐらい大切なのは「地域にその事業所が必要とされる」ということです。
介護保険を利用する高齢者の多くは加齢とともにADL(日常生活動作)等の低下も相まって、少しずつ活動範囲も狭まってきますし、そうなれば殊更住まう地域での生活継続や活動を希望されるのは当然とも言えるでしょう。
結局、介護の事業所はその地域でしか生きられない、とも言い換えられるのではないでしょうか。当該事業所が単なる一施設としてではなく、地域の資源としてその価値を高めていくことが生き残るためには必然の要素なのです。
そのためには、時には事業所の枠を超えた活動も必要となるでしょうし、様々な機関との連携も積極的に行う必要もあるでしょう。
このように地域に溶け込み、年月をかけて地域で必要とされ、愛される事業所は自然と口コミも良くなっていくことだと思います。非常にアナログな手段ではありますが、これからの時代事業所が生き残っていくためには、すぐに花開かなくとも、地道な活動こそが重要な要素だと私は考えます。
和やかな介護現場

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