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介護士が伝える「着替えの介助」について

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介護士が伝える「着替えの介助」について


着替えを持つ女性
 普段何気なくしている「着替え」。朝起きたらパジャマから洋服に着替えますよね。夜、寝るときはパジャマに着替える方が多いと思います。
 元気な時には当たり前にできていた着替えも、高齢者や病気の方には結構大変な作業になることもあります。
 今回は着替えの介助について、介護士の立場からお伝えしたいと思います。

着替えにおける3つの大義

1. 着替えを行うことにより、生活にメリハリをつける

 麻朝や寝るときなど、着替えを行うことにより何をする時間なのか分かりやすくなり、時間の区別もつきます。

2. 清潔感を保つ

 汚れたままの衣服で生活をしていると、不潔で不衛生です。入浴時以外にも、食事やトイレ等で汚れてしまった場合は着替えをして、清潔に保ちましょう。

3. 体の確認ができる

 着替えるときに、身体の状態が見れますので、皮膚等の状態も確認します。汚れている場合は汚れを拭いてキレイにしましょう。また、褥瘡の原因となる、シワやたるみは伸ばして、褥瘡予防をしましょう。

着替えるときに選ぶと良い衣服

 洋服は、身体に合ったもので、締め付けないものを選びましょう。
 身体に合ったサイズのものでも、着脱しにくい場合は大きめのものを選ぶほうが着替えが楽になります。
 伸縮性やボタンの有無なども確認すると良いですね。

着替えの介助の4つのコツ

 ※脳梗塞や脳出血などの後遺症により、麻痺がある場合

1. 「脱健・着患」を守りましょう。

 麻痺や、痛み、身体の動かしにくい方を「患側」といいます。反対に、麻痺等はなく動かせるほうを「健側」といいます。

 「脱健・着患」とは、脱ぐときは健側から、着るときは患側からという意味です。

2. 介助するときは、手首や足首など関節をしっかりと支えて介助しましょう

 無理やり手足を引っ張ったりすると、関節を痛めてしまう可能性があります。思わぬ事故に繋がらないよう気を付けて介助しましょう。

3. 必ず声をかけ、プライバシーに配慮する

 何を着るのか声をかけてコミュニケーションをとって下さい。黙って着替えの介助を始めてしまうと、介助される側は驚いてしまいますので、必ず了解を得てからはじめます。
 また、他者から見えないようにする等、プライバシーに配慮します。

4. 介助をしすぎない

 麻痺等で動きが不自由でも、残された機能を使ってなるべく自分で着替えをしてもらってください。全部介助してしまうと、残された機能が低下してしまいます。なるべく自分で着替えをしてもらうことにより、自立を促し、達成感が得られます。
着替えの介助

衣服の工夫

前開きシャツの場合

 麻痺等で片手が不自由な方や、指先が上手く動かせない方の場合、ボタンの付け外しはとても大変です。そのような場合は、ボタンをマジックテープに変えてしまうと、自分でシャツの前を止めることができます。

ズボンの場合

 ウエストの部分の両脇にひもを付けると、ズボンを引き上げやすくなります。

衣服を着やすくするための自助具

 自助具とは、身の回りの動作を助ける「生活を補助する道具」です。

ソックスエイド
 靴下をはくときに使う自助具です。
 足先まで手を伸ばすことが困難で、靴下をはくことが難しい方、腰痛などで前かがみの姿勢が難しい方におすすめです。

ボタンエイド
 手先が上手く使えない方、細かな動作が行えない方が、ボタンをはめるときに使う道具です。
 針金部分とグリップでできています。針金部分にボタンをひっかけて、ボタン穴に通して使います。

最後に

 介護職にとって着替えの介助は多く経験することだと思います。日々忙しい中で介助をしていると、つい介助をしすぎてしまうこともあると思います。
 ですが、相手のペースや能力に合わせて介助をすることによって、自立が促せたり、できることが増えたりと、プラスの効果が得られます。
 介護者は、介護される側の能力に合わせて、着替えの介助を行うことが大切です。

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