資格から求人を探す
介護福祉士 | 実務者研修 | 初任者研修 | 基礎研修 | ケアマネジャー | 社会福祉主事 | 社会福祉士 | 福祉用具専門相談員
職種から求人を探す
介護職 | 看護助手 | 生活相談員 | サービス提供責任者 | ケアマネジャー | オペレーター | 管理職(介護職リーダー) | 管理職(介護施設長) | 医療ソーシャルワーカー | 精神保健福祉士 | 福祉用具専門相談員 | 納棺師 | サービス管理責任者 | 介護タクシー/ドライバー | 世話人 | 生活支援員 | 相談支援専門員
施設から求人を探す
病院 | クリニック | 介護老人保健施設 | 特別養護老人ホーム | 有料老人ホーム | サービス付き高齢者向け住宅 | グループホーム | 小規模多機能施設 | ショートステイ | デイサービス | デイケア | 訪問入浴 | 居宅介護支援事業所 | 障害者施設
勤務地から求人を探す
北海道 | 青森県 | 岩手県 | 宮城県 | 秋田県 | 山形県 | 福島県 | 茨城県 | 栃木県 | 群馬県 | 埼玉県 | 千葉県 | 東京都 | 神奈川県 | 新潟県 | 富山県 | 石川県 | 福井県 | 山梨県 | 長野県 | 岐阜県 | 静岡県 | 愛知県 | 三重県 | 滋賀県 | 京都府 | 大阪府 | 兵庫県 | 奈良県 | 和歌山県 | 鳥取県 | 島根県 | 岡山県 | 広島県 | 山口県 | 徳島県 | 香川県 | 愛媛県 | 高知県 | 福岡県 | 佐賀県 | 長崎県 | 熊本県 | 大分県 | 宮崎県 | 鹿児島県 | 沖縄県

スキルアップ

ショートステイの相談員が出会った印象的な利用者様~ご夫婦からの忘れられない深い感謝~

このページにはプロモーションが含まれています。
  1. リスジョブ介護 >
  2. リスジョブニュース >
  3. スキルアップ >
ショートステイの相談員が出会った印象的な利用者様~ご夫婦からの忘れられない深い感謝~

シニア夫婦
 私が福祉の職について、今でも思い返すことのある印象的なご夫婦の話をさせて頂きたいと思います。
 私がショートステイの相談員をしていた頃の話です。

これ以上ないほどの感謝のお気持ち

 最終的に旦那様は他界し、その通夜に参列しました。その際に、奥様は私の前で泣き崩れ、私に対し『本当に感謝している。私達夫婦がここまで生きてこれたのも、○○さん(私の名前)が支えてくれたからだ。』と、親族皆の前で説明して下さいました。

 利用者やその家族から感謝の言葉を頂くことは、仕事柄よくあることですが、このケース以上に感謝されたことはないのではないか?と思えるくらい胸に焼き付かれたエピソードになりました。

ご夫婦との出会い

 元々は、奥様が最初にショートステイを利用されました。その当時、旦那様は要介護状態ではありませんでした。奥様は脊柱菅狭窄症になり、突然身動き取れなくなり、担当ケアマネから在宅困難との要請があり、急遽ショートで受け入れることとなりました。

 ADL(日常生活動作)に支障をきたす腰痛があるものの、頭はクリアーで、利用中「携帯を掛けたい」とか、「貴重品は自分で管理したい」とか、「洗面所に私物を置いておきたい」とか、「自動販売機でジュースを買うお金を所持したい」などと要望が多く、ことある毎に呼び出され、その対応に追われました。

 基本、要望の大半は、ルール上我慢して頂くことが多かったのですが、本人の心情を考えるとお気の毒で、上司にお伺いを立て条件付きで許可を頂くなどをして、大方の要望を受け入れ、利用していただけるようになりました。

 また職員の失言などで、「直ぐにでも退所します」と気を悪くされたこともありましたが、当事者の職員との間にたって丸く収めたこともありました。腰痛もしっかり良くなり、自宅に戻れるようになった日に、多くの感謝の言葉を頂き退所されました。
嬉しそうなシニア女性

「何かあったらあなたのところ」

 それから半年後、今度は旦那様の方が私の勤める施設のショートステイを月に3回程度、3泊4日をランダムに利用することとなりました。腰痛が酷く、歩行に支障をきたし、トイレにも一部介助が必要なほど要介護状態になっていました。奥様の介護負担軽減の目的で利用を開始しました。

 奥様が以前利用していた時の印象が良かったらしく、「何かあったら私が勤めているところ!と決めていた。」と笑顔で話されました。

 実際利用しはじめると、「妻が心配している」「いつ帰れるんだ」という帰宅願望・要望が強く、私が詰めている事務所まで来て「私に話がある」と言って事務所前に張り付いているような状況でした。

 そんな状況ではありましたが、私が訴えに応じて対処することで、不穏が治まり、ある一定の理解を得て、またフロアーに戻るなど、施設にいて不安を解消してくれる相手となりました。また事務当直で私が泊まる際は、一晩話に付き合って、夜通し話したこともありました。

 ショートの送迎時は奥様と談笑したり、旦那様が利用中帰宅願望が強い時は奥様に連絡を入れ、受話器を代わる代わる交代して本人を説得したこともありました。

介護冥利に尽きる想い

 クールに関わる関係というよりも、汗水垂らして濃厚に関り合うケースで、この旦那様がショート利用中は何かあるぞ!、また呼び出されるかな?などと身構えて対応したものです。

 そんな中、旦那様が自宅にいる際、食べ物を詰まらせ、お亡くなりになってしまいました。

 通夜に参列した際、ご息女の話の中で、生前は当事業所に大変お世話になったことも話して頂けました。通夜が一通り終わり、私も帰ろうとした際、奥様に呼び止められ、深い感謝の言葉をかけられました。葬儀に参列した先の喪主様から涙ながらに感謝の言葉を頂き、多くの親族から深々と頭を下げられ、感謝の言葉を頂きました。

 私への依存も強く利用中大変なこともありましたが、こういう形で感謝の言葉を頂くと、介護冥利に尽きるなと改めて感じました。
感謝

リスジョブ介護への登録ボタン

-スキルアップ

© 2021 lisujob